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　ステージの上では熱狂的なファンたちに崇められるデスメタルバンドのボーカル、でもその正体は気弱なオシャレゴボウ…そんな２面性を持つ男が主人公のギャグ漫画、『デトロイト・メタル・シティ』の第10巻が先週発売された。

　2006年５月の発売時は、Webで大評判になり都内の書店で品薄になるほどの大ヒット。その後もアニメ化、映画化されるほどの人気作品に成長したが、今年４月にはヤングアニマル誌上で最終回を迎え、今回の第10巻で４年間の歴史に幕を下ろすことになる。

　ところでビッグコミックスペリオールでは、西原理恵子が人気漫画家をイベント会場に呼びつけて、観客の前で即興で絵を描いて勝負する『西原理恵子の人生画力対決』が連載中。現在発売中の８月13日号では、『デトロイト・メタル・シティ』の作者、若杉公徳が登場している。
　国友やすゆき、松本零士、浦沢直樹などなど、名だたる大物漫画家を誌上でこきおろしてきた本作品だが、若杉公徳も「絵が信じられないくらい下手」「話がいっつもドリフ」「近年これ以下の新人はまず出まい」と大絶賛されている。



デトロイトメタルシティ最終巻、秋葉原メロンブックスではクラウザーさんの遺影付きで陳列。



若杉公徳最新作『みんな！ エスパーだよ！』も同日発売。



西原理恵子が若先生にスペリオール誌上で公開ダメ出し。