最新！萌え情報 Pick Up！

　　
　秋葉原で8月に開店し、話題になってきている「デコレーション専門店」の『Atelier Gem Genie（アトリエ ジェム・ジニー）』に潜入してみた。(と言っても、見学自由だけど)
　女性の間では、すでに当たり前にも成っている携帯電話のデコレーションを、フィギュアなどにまでしてしまうという、このショップ。
　まずは、作品例をご覧あれ。

　　

　　　

　　
　　

　これらはあくまで作例で、デコレーションした商品そのものは販売していない点に注意。
　お客の側で素体となるフィギュアを持ち込んで、予算や希望のデコレーションを相談して加工というシステムになっている。
　費用としては、携帯電話の全面をデコレーションすると約2～3万円。
　フィギュアの服の一部であれば、約2千円からできるそうなので、初めに予算の上限を決めておくと良いだろう。
　また、デコレーションするとフィギュアの重量バランスが変わるので、素体によっては自立できなくなる可能性もあるため、デコレーションする箇所や見栄えについても、遠慮無く質問してアドバイスを求めよう。
　加工時間は、デコレーションの内容によるので、服の全面に加工する場合には中1日以上は必要になるとのこと。

　もともと、キャラクターのフィギュアにデコレーションしようという発想は、飲み屋などでボトルキープされている酒瓶のボトルにフィギュアを置いたら目立って面白いだろうと考え、それならそのフィギュアも「たった一つの物」にしようと始めたものらしい。
　　　
　店内の入口に飾ってある『うる星やつら』のラムちゃんと『犬夜叉』のかごめのデコフィギュアは、良く見るとボトルキャップの上に乗っている。

　男性客も多く訪れるそうで、やはり量産されている「オレの嫁」を、「オレだけの嫁」にしたいという事なのだろうか。
　お店のコンセプトは、デコレーションそのものなので、フィギュアの他にストラップや携帯電話、大掛かりなものだと自動車を手がけた事もあり、依頼さえあればコスプレ衣装あるいは、着け睫毛用の糊を使って本人の腕などにもデコレーションしてくれるとのこと。
　デコレーションできない物としては、ゴムとシリコンは接着剤が着かないので駄目だとか。
　他に食品サンプル風のオリジナル商品もあり、こちらは店頭で直接販売している。遠方からの旅行者がお土産に買っていくことが多いそうだ。
　新たなアキバ発信の名物として、今後の展開に期待したい。
　　　

【担当：清水 銀嶺】

◆Atelier Gem Genie（アトリエ ジェム・ジニー）
　http://www.gem-genie.jp/index.html