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　８月７日～８日の２日間、秋葉原ＵＤＸで、「TAMASHII FESTIVAL2010 ～夏の新商品祭り～」が開催された。超合金魂をはじめとするハイスペックなキャラクタートイ「魂」シリーズのイベントで、ここでしか見られない新商品の展示のほか、遠藤正明ライブや、永井豪トークショーなど盛りだくさんの内容。会場は夏祭りのイメージで、　係員は浴衣やはっぴ姿。新商品発売祈願の絵馬の奉納なども行われていた。


　会場は、ステージ、展示会場、物販会場の３つに分かれており、展示会場の中央では夏祭りをイメージしたジオラマが展示されていた。ゼロスラッガーでスーパーボールを掬うウルトラマンゼロ、かき氷を振舞うキグナス氷河など、ただフィギュアを並べただけじゃない、キャラクターを活かした演出が光る。



　もちろん「新商品祭り」と銘打っているだけあって、ここでしか見られない未発売アイテムも盛りだくさん。ディフォルメフィギュアシリーズの「Ｒ-Style」を展示しているコーナーでは、10月発売予定の「化物語」シリーズのほか、「けいおん！」「Toらぶる」のフィギュアも展示されていた。
　化物語シリーズは先月の東京おもちゃショーにも出展されていたが、「けいおん！」「Toらぶる」は、まだ版権元監修中の、とびっきりの新商品だ。







　さてディフォルメフィギュアと言えば、新たに発売される「chibi-arts」シリーズも見逃せない。今年11月には仮面ライダーＷサイクロンジョーカー、フィリップ、翔太郎が発売予定。さらに12月末には、キュアピーチとイースが発売される。chibi-artsは可動あり多彩な差し替えパーツありでのフィギュアシリーズだ。キュアピーチの場合、フィギュア本体のほかに、差し替えパーツとして、表情×２、腕×４、脚×２、エフェクトパーツ×１、ディスプレイ台座×２、さらにピーチロッドが付属。全高100ミリのボディにかわいらしさとギミックとをたっぷり詰め込んで、飾るだけでなくいじって楽しむことができる。




　先日発売されたばかりのスーパーロボット超合金『マジンガーＺ』も大量展示！　会場の真ん中の大型のショーケースは、一面まるごとマジンガーＺで、鉄の城が建売住宅のようにずらりと並んでいた。何体ものマジンガーが集結している姿は、まるで『真マジンガー 衝撃！ Ｚ編』のエンディングテーマのよう。超合金ブランドを産んだロボットだけに、重量感たっぷりの金属光沢が、キャラクターの魅力にぴったりマッチしている。





　スーパーロボット超合金シリーズは今後も続々登場。マジンガー系では、グレートマジンガーとマジンガーＳＫＬの発売が予定されている。会場にはかなりの種類の新商品が展示されていたが、アニメにゲームに戦隊ロボ…と様々なジャンルのロボットが勢ぞろいしていた。





　それいがいにも、会場には新作旧作とりまぜて、様々なキャラクタートイが展示されていた。いずれも対象年齢は高めで、児童向けとは一味違う、細部まで作りこまれた造形が魅力。ウルトラシリーズのプロポーションを崩さずに可動を盛り込んだう「ULTRA-ACT」や、サザビーの細微を徹底的に作りこんだ「FORMANIA」、人気ロボをカトキアレンジで再構築した「COMPOSITE Ver.Ka」など、見ているだけでも楽しくなる魅力たっぷりの商品だ。











　ここまで会場にあった魅力的なアイテムを写真でレポートしてきたが、今回紹介したのはほんの一部にすぎない。画面の中のキャラクターが立体になったのがフィギュアの魅力なのだから、それを再び二次元の写真の中に閉じ込めてしまっては、やっぱり一番見てほしい部分が失われてしまうのだ。
　やはりおもちゃは、見て触って楽しむもの。機会があったら、ぜひこの種のイベントに脚を運んで実物を見て欲しい。普段、玩具やフィギュアに興味がない人ほど、最新フィギュアの凝りに凝ったディテールや、素材の手触りが感じられるような質感、そして子供心を思い出させてくれる楽しいギミックの数々に驚かされることだろう。


魂フェス会場近くをiPhoneのカメラで撮影すると、画面の中にマジンガーが出現！　イベント当日は、拡張現実を使ったこんな企画も行われていた。